そろそろ準備を始めないと!平成30年度分の確定申告
2月も下旬になると、個人事業主や副業などで収入を得ている方は気が重くなるのではないでしょうか。重い腰をあげて確定申告の準備を始める時期が迫ってますよね。
毎年、確定申告の提出が終わる頃には「来年はしっかり準備しよう」と思う方も多いことでしょう。しかし現実は「なんで何も準備してないんだろう…」と頭を抱えているかと思います。
毎月しっかりやらなくてはいけないとわかっていても、なかなか難しいですよね。
この記事では、平成30年度ぶんの確定申告の準備を一切やっていない方向けに
確定申告をするための準備について説明します。
これから確定申告の準備を始める方は、ぜひ呼んでください。
確定申告とは?
確定申告とは?1月1日から12月31日までの1年間での収入と支出を国へ申告することです。会社以外から給与が発生している人や、フリーランス、個人事業主は申告することが義務とされています。申告書類の提出先は、住民票が置かれている市区町村にある税務署です。
例年の申告時期は、2月16日〜3月15日までとされています。しかし2019年に関しては2月16日が土曜日のため2月18日から申告可能です。
申告が期限内に終わらなかった場合、支払う税金が増えたりなどペナルティが発生することがあります。だから申告期限はしっかりと守りましょう。
また確定申告が必要なのは、副業で収入を得ている方や個人事業主だけではありません。
会社給与以外の所得があった場合は、確定申告の対象になる場合があります。
例えば「不動産所得」「配当所得」「譲渡所得」なども含まれます。不動産売買などを行った方は確定申告が必要なケースもあるため、心配な場合は事前に税務署へ相談しましょう。
確定申告の事前準備
頭の中では確定申告を「やらなきゃ…」とわかっているはず。しかしやることが多すぎて何から始めればいいかわからないという状況ではないでしょうか。
「確定申告の書類を作成しよう!」と思っても、事前準備ができていないとできる事がなく書類作成が後回しになります。
なのでまず最初は、できる確定申告の事前準備から始めましょう。
領収書をそろえておく(経費計算の準備)
まず最初に領収書の準備から始めましょう。手間はかかりますが単純作業のため簡単に終わらせることができます。多くの人はとりあえず領収書を集めておこうと思い膨大な量の領収書が手元にあるかもしれません。なので経費として計上できる領収書と計上できない領収書に分けましょう。計上の可否の基本的な考え方は「事業に必要がどうか」です。
スーパーやコンビニの領収書などは内容を内訳を確認して別に分けましょう。
領収書の整理の手順は、
1.経費計上できるもの・できないものを分ける
2.月ごとに分ける
3.エクセルまたは会計ソフトに入力
入力する際に、日付・勘定科目・使用用途を記載しておくと最終的に経費を計上するときに
役立ちます。
勘定科目とは、経費を計算する際“何に使用したか”を分類分けでする時に必要です。
経費の支払いの際、クレジットカードを使っている場合は利用履歴がわかる書類を用意しておきましょう。計上方法は領収書と同じです。
源泉徴収票・請求書など(売上計算の準備)
売上計算をするために、源泉徴収票の確認が必要です。基本的には報酬を支払った側から確定申告シーズンになると送られてきます。遅い場合は送付してもらうよう依頼しましょう。また売上計算は発行している請求書などから確認できるため準備が進めやすいです。
売上計算をする時は、請求書の発行ベースですなので注意が必要。
社会保険料などの領収書(控除対象の計算準備)
確定申告では、控除を受けれる項目があります。例えば、国民年金・国民健康保険・生命保険などです。確定申告の時期になると郵送されてきますので無くさないよう保管しておきましょう。
控除は還付の対象にもなるため、確定申告の書類を記入する際に忘れず対応するよう心がけてください。
最後に
この記事では、平成30年度の確定申告の準備をしていない方向けに確定申告の準備の進め方をご説明しました。カード利用履歴、源泉徴収票、社会保険料など自分で用意できない書類はます用意するところから始めましょう。